『白』


グラフィックデザイナー原研哉さんの『白』が刊行されました。

青山ブックセンター本店で催されたトークイベントへ行ってきました。
「原さんのデザインは白いですね」と言われるようになり、「白」について考えるようになったそうです。
少し前から何度か「白」や「色」について言及されているのを聞いて、私も気になってしまいました。
「白」というのは色彩概念でいう物理的な白ではなくて、デザイン概念というか、人が「白」と感じること、現象としての「白」。
原さんが白を選ぶのは、差異のコントロールであるデザインにおいて、本当に必要な最小の差異だけでいいと思うようになったから。
さらに「空白 エンプティネス」についてのお話。
何もないということは、満ちる可能性がある。
受け手によって様々な意味や発想を許容する。意味のフォーカスをつくらない。
例えば広告表現において、何か答えを提示するのではなく、むしろ問いを提示する。みる人によって満たされる答えは違って、その可能性がエンプティネス。
というようなお話でした。

そういえば、中学校の教材の「国語手帖」というものに日本の伝統色や襲色目が載っていて、今でも手元にあるのですが、ドメイン名を考えてるときにこれを見ながら色の名前をローマ字に変換してたんですよね。
それでなぜfukamidoriにしたのかはよく覚えてないのですが、最近変えたいなーってよく思います。

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